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EU、グリーン投資先基準案で修正発表-原発の一部も持続可能に分類

The Penly nuclear power plant, operated by Electricite de France SA (EDF), in Penly, Normandy, France, on Monday, Jan. 24, 2022.

The Penly nuclear power plant, operated by Electricite de France SA (EDF), in Penly, Normandy, France, on Monday, Jan. 24, 2022.

Photographer: Nathan Laine/Bloomberg

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は2日、グリーンな経済活動を定義する「タクソノミー(分類システム)」草案に対する技術的な修正を発表した。エネルギー移行と政治的な現実が対立する中で、天然ガスや原子力の一部プロジェクトに関する投資を持続可能に分類する計画が示された。

  この修正案では、投資家に対する透明性向上を確保するため開示規則の強化も盛り込まれた。だが、ガスや原子力を持続可能な投資と認定する案には加盟国間で意見が分かれていた上、環境活動家や一部の投資家が抱くグリーンウォッシング懸念などを鎮めることはできていない。

  修正案は今後、各国の政府が精査する。だが、廃案となるには20カ国以上の反対が必要なため、反対派にとって阻止は難しい可能性がある。加盟国の立場はそれぞれ異なり、ガスに依存しないオランダとデンマークはガスをグリーンな投資先に含めることに反対し、脱原発を進めるドイツは原子力がグリーンと分類されることを批判している。

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原題:

EU Unveils Controversial Green Label for Gas and Nuclear (1)(抜粋)

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