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ペイペイの資本構成、印ペイティーエムが5.5%保有へ-転換後

更新日時

ソフトバンクグループ傘下の電子決済サービスのペイペイの資本構成で、インドで同業のペイティーエム(Paytm)が優先株転換や新株予約権行使後に5.5%を保有する株主になる見通しだ。

SoftBank's Z Holdings and Line Corp. Announce Strategies On Its Merger
ZHDの川辺、出沢共同最高経営責任者
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  Zホールディングス(ZHD)が2日に公表した決算説明会の資料によると、昨年12月末時点のペイペイの資本構成はソフトバンクGが50%、同社傘下のヤフーとソフトバンクがそれぞれ25%の普通株を保有している。

  一方、4月以降可能になる優先株転換などが実施されれば、保有比率はヤフーとソフトバンクがそれぞれ33%、ソフトバンクGが28.5%となり、ペイティーエムが5.5%になるとの見通しを示した。

  ソフトバンクの宮川潤一社長兼最高経営責任者(CEO)は昨年5月の決算会見でペイペイについて、優先株を転換する形で2022年度以降に連結子会社化する方針を明らかにしていた。

ソフトバンク、ペイペイを22年度以降に子会社化へー優先株を転換

  ZHDがこの日発表した21年10-12月期(第3四半期)決算は、広告事業の好調を背景に売上収益が4091億円と前年同期比29%増え、過去最高を更新した。ペイペイの取扱高は1兆4678億円と同82%増、累計登録者数は4455万人と28%増えた。

  坂上亮介最高財務責任者(CFO)は2日の投資家向け会議で、赤字が続いているペイペイについて、「ユーザー基盤を増やしたりキャッシュレス決済を浸透させることが事業の基盤になると考えている」とし、「その後に一気に黒字化を目指す」との考えを示した。

  第3四半期の状況を踏まえ、今期(22年3月期)の売上収益計画を1兆5700億円、 調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)を3300億円以上に上方修正した。従来の見通しはそれぞれ1兆5200億-1兆5700億円、3030億-3130億円だった。

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(第6段落にCFOのコメントを追記して更新します)
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