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グーグル親会社、株式分割で個人投資家呼び込みへ-ダウ採用にも道

  • 1対20の株式分割、株価は3000ドル近くから約140ドルに下落へ
  • 単純平均指数のダウ平均、4桁の株価が組み入れの障害だった

米グーグルの親会社アルファベットは大規模な株式分割を行う計画だ。このため今後購入する投資家は1株を保有するのに3000ドル(約34万円)も用意する必要はなくなる。また、同社が投資家に最も崇敬される株価指数に組み入れられる可能性も出てくる。

  アルファベットは1日遅く、1対20の株式分割を行うと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に株式市場に群がった多数の小口投資家を呼び込みたい考えだ。

  ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は「分割の理由は当社の株式にアクセスしやすくすることだ。そうすることが理にかなうと考えた」と電話会議で語った。

  個人投資家にとって株式分割は、証券会社から単元未満株を買うよりも株式が買いやすくなることを意味する。アルファベットのクラスA株は1日終値の2752.88ドルを基にすると、1対20の株式分割で1株138ドル程度に下がる。同社株が2005年以来これほど低水準になったことはなかった。

  もう一つの動機は、ダウ工業株30種平均に採用される道を開くことかもしれない。同指数は構成銘柄の株価の単純平均指数。これがアルファベットやアマゾンといった株価が4桁の銘柄を組み入れる障壁となっていたとジョーンズトレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は指摘する。

  ダウ平均は構成銘柄の株式時価総額ではなく株価の単純平均をベースにする古いやり方であるため、アルファベットの分割前の株価では大き過ぎて、他の構成銘柄を圧倒することなく組み入れることは難しい状況だった。

Alphabet's shares have seen a meteoric surge over the decades
 
 

原題:Alphabet Stock Split Aimed at Bringing Google Shares to Masses(抜粋)

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