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三井住友FG、10-12月純利益3%増の1687億円-通期進捗率93%

更新日時
  • 企業活動の回復でホールセールやグローバル事業部門が好調
  • 与信関係費用、大口先への引当計上で上期対比では増加

三井住友フィナンシャルグループの2021年10-12月期(第3四半期)の連結純利益は前年同期比3%増の1687億円だった。ブルームバーグが集計したアナリスト3人の予想平均1533億円を上回った。

  2日に開示された決算資料を基に算出した。国内外の企業活動の回復や活発化を通じて、ホールセールやグローバル事業部門を中心に好調だった。4-12月累計の純利益は同44%増の6248億円となり、昨年11月に上方修正した今期(22年3月期)の純利益予想6700億円に対する進捗(しんちょく)率は93%となった。

10-12月期決算の主な内容(前年同期との比較)
  • 連結業務純益は23%増の3196億円
  • 資金利益は17%増の3779億円
  • 役務取引等利益7.7%増の3147億円
  • 株式関係損益は535億円の利益ー171億円の増加
  • 与信関係費用は1311億円ー965億円の悪化
Japan's Mega Banks Ahead of Half-year Results
三井住友銀行の看板
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  4-12月の与信関係費用は1577億円と、上期の267億円から増加した。ただ、前年同期の2348億円と比べると低水準にとどまり、与信費用の通期見通しは2000億円のまま据え置いた。

  公表資料によると、与信費用は昨年度のコスト計上先からの戻りを主因に減少したが、大口先への引当計上で上期対比では増加したという。足元の社会経済情勢を巡っては、今年1月中旬以降、新型コロナウイルスの感染が再拡大し、飲食店やサプライチェーンなどへの影響が懸念されている。

  10-12月期の国内の預貸金利回り差(政府等向け貸出金控除後)は0.85%と前四半期の0.86%から低下した。

  グループ全体の資金利益は10-12月で3779億円と前年同期比17%増、本業のもうけを示す連結業務純益は前年同期比23%増の3196億円だった。

(内容を追加して更新します。)
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