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ブラード総裁、3月利上げとバランスシート圧縮の4-6月開始を支持

  • 0.5ポイントの大幅利上げには否定的な考え-ロイター通信に語る
  • 市場が織り込む年内5回の利上げ、「現時点では悪くない予想だ」

米セントルイス連銀のブラード総裁は1日、3月と5月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ決定が望ましいと述べる一方で、予想より大きい利上げ幅のメリットには否定的な考えを示した。総裁は今年、FOMCの投票権を持つ。

  総裁はロイター通信とのインタビューで利上げ幅について、「50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)はわれわれの助けにならないと思う。少なくとも現時点で考える限り助けにはならない」と発言。「われわれは政策金利引き上げに規律あるアプローチを取ることができ、その予想は既に市場に織り込まれている」と説明した。

2019 Monetary and Financial Policy Conference
ブラード総裁
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

  また、将来の金利の道筋に関するガイダンスはパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長に委ねると述べる一方で、年内5回の利上げ見通しについては否定しなかった。

  ブラード総裁は「市場は5回を織り込んでいる。これは現時点ではそれほど悪くない予想だ。インフレが今年どのように推移するかに大きく左右される」とし、「インフレが今後数回の発表で鈍化するとは思わないが、年央までにはそれが進展しているかどうかが分かるだろう」と述べた。

  連邦準備制度のバランスシート圧縮については4-6月(第2四半期)中の開始を支持する考えを示し、その効果と利上げを考え合わせれば、インフレ抑制で米金融当局は立ち遅れていないと指摘。ただ、当局の政策が物価圧力の沈静化のため景気抑制的な領域に踏み込む必要があるかどうかは「議論の余地がある」と語った。失業率を巡っては年内に3%を下回ると予測した。

  総裁は「われわれは金融政策を一段と適切な位置に設定するため現段階で幾つかの措置を講じ、年央時点で状況を点検することができる」とした上で、「7、8月までに評価が可能になるだろう」と話した。

原題:

Bullard Backs March Liftoff, Second-Quarter Balance-Sheet Shrink(抜粋)

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