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S&P500種連動型の大型ETF、1月は過去最悪の資金流出

  • ナスダック100連動のQQQも、ドットコムバブル以来の多額流出
  • 「戻りで売れの流れのようだ」-BIのETFアナリスト
A monitor displays S&P 500 market data on the floor of the New York Stock Exchange.

A monitor displays S&P 500 market data on the floor of the New York Stock Exchange.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

世界最大の上場投資信託(ETF)では、1月の資金流出が1993年の設定後で最悪となった。数週間にわたる米大型株の変動がこの背景にある。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、4070億ドル(約46兆6800億円)規模の「SPDR・S&P500ETFトラスト」(SPY)からは、1月31日だけでほぼ4年ぶりの規模となる約69億6000万ドルが引き揚げられた。同日のS&P500種株価指数は1.9%上昇した。

SPY saw more cash leave in January than ever before
資金の推移
出所:ブルームバーグ

 

 

  1月の資金流出はSPYだけにとどまらず、ナスダック100指数に連動する「インベスコQQQトラスト・シリーズ1」(QQQ、1910億ドル規模)でもドットコムバブル崩壊以来の大規模な資金流出に見舞われた。

  1月31日のSPY流出は、多くのトレーダーが最近の株価回復をとらえ、幅広いポジションを縮小している可能性を示している。

  ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のETFアナリスト、アタナシオス・プサロファギス氏は「上昇局面はまやかしではないかと投資家は心配している。戻りで売れの流れのようだ」と述べた。

原題:Worst-Ever Outflows for SPY ETF as QQQ Bleeds Most Since Dot-Com

(抜粋)

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