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米ISM製造業景況指数、3カ月連続で低下-仕入れ価格急上昇

更新日時
Raw tubing and pipes sit on shelves at the Memac Industries Inc. facility in Lancaster, Ohio, U.S.

Raw tubing and pipes sit on shelves at the Memac Industries Inc. facility in Lancaster, Ohio, U.S.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業総合景況指数は3カ月連続の低下となった。新型コロナウイルスの感染急拡大で活動拡大の勢いがやや衰えた。資材コストを示す指数は大幅上昇した。

キーポイント
  • ISM製造業総合景況指数は57.6-2020年11月以来の低水準
    • 前月は58.8
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は57.5
    • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
Growth at U.S. factories eases for a third month, while gauge of prices jumps
製造業総合景況指数(上)と仕入れ価格指数の推移
ISM

  生産と新規受注の指数はいずれも2020年半ば以来の水準に落ち込み、オミクロン変異株が招いた感染の波が工場の稼働を妨げた可能性を示唆した。

  コロナ禍に絡む需給不均衡の根強さで既に高水準にあった仕入れ価格の指数は、1月に8ポイント近く上昇。20年終盤以来の大幅上昇で、原油価格の高騰を少なくともある程度反映した可能性がある。

  ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は発表文で「米製造業セクターは依然として需要主導型で、サプライチェーンの制約を受けた環境にあるが、1月には人材や入荷遅延を巡る状況の改善が3カ月連続で示された」と指摘した。

  1月は14の業種が活動拡大を報告し、中でも衣料品や家具の伸びが目立った。

  供給上の制約はなおも根強いが、緩和の傾向が続いたことが示された。入荷遅延の指数は納期の小幅改善を示唆し、受注残の指数は20年10月以来の低水準となった。

  雇用の指数は10カ月ぶり高水準で、製造業での人員増強の取り組みがさらに奏功したことを示した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Manufacturing Growth in U.S. Eases for a Third Straight Month(抜粋)

 

(統計の詳細とグラフを追加します)
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