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フィラデルフィア連銀総裁、3月利上げ支持-50bpは確信持てず

更新日時
  • 今年4回の25bp引き上げを支持-ハーカー総裁
  • 50bpの利上げ支持にはさらなるインフレ高進を目にする必要
Patrick T. Harker, president of the Federal Reserve Bank of Philadelphia, speaks during a panel discussion in Philadelphia, Pennsylvania, U.S., on Friday, Sept. 23, 2016. 

Patrick T. Harker, president of the Federal Reserve Bank of Philadelphia, speaks during a panel discussion in Philadelphia, Pennsylvania, U.S., on Friday, Sept. 23, 2016. 

Photographer: Charles Mostoller/Bloomberg

米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、今年4回の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げを支持し、インフレ抑制で必要とあればさらに多く引き上げることにも反対しない考えを示した。ただ3月の50bp引き上げが望ましいとはみていないという。

  総裁は1日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「私としては3月の25bp利上げを支持する。50bpもあり得るだろうが、そうするべきだろうか。現時点でそこまでは確信が持てない」としつつ、「今後約2週間にどのようなデータが示されるか見守る必要があるだろう」と述べた。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁インタビュー
Source: Bloomberg

  50bpの利上げを支持するには、インフレの現水準からの加速を目にする必要があると、総裁は指摘した。

  総裁は「インフレが現在の水準にとどまり、その後鈍化し始めるのであれば、50bpの引き上げが必要だとは思わない。だがインフレがさらに高進した場合はより積極的な行動が必要になるかもしれない」と語った。

  その上で、金融政策の道筋はあらかじめ決まっておらず、今後の経済情勢に合わせて対応していくことが重要だとの考えを示した。

  総裁は「現時点では年内4回の25bp引き上げが適切だと私は考えるが、多くのリスクがある」とし、高インフレが想定より長期間続く恐れがある一方、より速いペースで鈍化することもあり得ると指摘した。ただ想定より速いインフレ鈍化の可能性はより低いと付け加えた。

  「政策に関して柔軟性を維持する必要がある。現時点で道筋を決め、それに固執するということはあり得ない。データを確認する必要がある」と総裁は述べた。

  ハーカー総裁は今年、ボストン連銀の次期総裁が決まるまで代替で連邦公開市場委員会(FOMC)会合で投票する。

原題:Fed’s Harker Backs March Hike, Less Convinced on Half-Point Move(抜粋)

 

(第3段落以降を追加し、更新します)
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