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台湾グローバルウェーハズの独社買収、承認への最後の望み絶たれる

  • グローバルウェーハズCEOと独政権幹部が会合、問題解消に至らず
  • 独シルトロニック買収計画、実現しない公算大-承認期限は31日

台湾の半導体シリコンメーカー、グローバルウェーハズ(環球晶円)によるドイツの同業シルトロニック買収計画は、実現に向けた最後の望みがついえた。50億ドル(約5770億円)規模の統合案だったが、最終局面での努力も実を結ばなかった。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、グローバルウェーハズの徐秀蘭最高経営責任者(CEO)とドイツのフィーリップ副経済相が非公開の会合を開いたが、独政府の懸念解消には至らなかった。この報道を受け、28日のドイツ市場でシルトロニック株は一時、前日比4.8%下落。年初からの下落率は20%を超えた。

  買収計画の承認期限は31日。経済省は審査を継続するが期限までに承認する公算は小さいと、同関係者が情報の非公開を理由に匿名で語った。

  グローバルウェーハズとシルトロニックの広報担当者はいずれもコメントを控えた。経済省の報道官は審査が続いていると話したが、それ以上の説明はしなかった。

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原題:GlobalWafers Falls Short in Late Push to Save Siltronic Deal (1)(抜粋)

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