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日銀総裁、中銀デジタル通貨の能否を26年ころまでに判断

更新日時
  • 発行には国民理解が不可欠、現段階では決めてない
  • 技術標準化に取り組む必要、欧米中銀と連携

日本銀行の黒田東彦総裁は28日の衆院予算委員会で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)発行の能否を2026年ごろまでに判断する意向を示した。衆院予算委員会で中谷一馬氏(立憲民主)の質問に答えた。

  黒田総裁は質問に対して「個人的にはそう思う」と述べた。現段階では、発行は決めておらず、具体的なスケジュールも決まっていないとしたが、「ある時点で判断する必要がある」と明言した。

  判断には政府・民間と十分に議論するとともに、「最終的に国民の十分な理解が得られることが不可欠」と強調。日銀では、すでに技術的な実証実験を開始しており、「制度設計の検討もそろそろ始める」と語った。

  制度設計に関しては、情報技術標準化の必要性に言及した。日米欧の主要7中銀で構成する共同研究グループで国際標準の在り方が検討課題になっていることを挙げ、「市場経済であり民主主義の政治体制であるところが、しっかりしたCBDCの国際標準を作りあげていく必要がある」と話した。

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