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トヨタ、昨年世界販売10%増1050万台ーVWに160万台差で2年連続首位

  • VWの世界出荷台数は半導体不足の影響で前年比4.5%減の約888万台
  • コロナ感染拡大でトヨタは工場稼働停止、先行きには不透明感漂う

トヨタ自動車は28日、2021年のグループ全体の世界販売台数が前年比10%増の1049万5548台だったと発表した。夏場以降、半導体不足などによる減産影響はあったものの、独フォルクスワーゲン(VW)に160万台以上の差をつけて世界販売首位の座を2年連続で維持した。

Toyota Motor President Akio Toyoda Announces EV Battery Strategies
トヨタのロゴ
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  発表資料によると、トヨタ単体の21年の世界販売は11%増の961万5157台だった。子会社のダイハツ工業と日野自動車を含めたトヨタグループの昨年の世界生産は9.4%増の1007万6246台となった。

  対するVWは今月、21年の世界出荷台数は半導体不足の影響で前年比4.5%減の888万2000台となったと発表。トヨタも半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大の余波で夏場以降、減産を余儀なくされたが、競合他社と比べると影響は限定的な水準にとどまった。

  トヨタ広報担当の橋本史織氏は電子メールで、販売台数はあくまで一人一人の顧客に選ばれた結果で、「首位になることは目標ではない」とコメントした。

  一方、トヨタは新型コロナの感染拡大や半導体不足などが原因で足元で国内工場の稼働停止を強いられている。今期(22年3月期)計画も900万台としていた従来見通しを下回る見込みで、先行きには不透明感が漂う。

  トヨタは半導体不足の解消を前提に来期(23年3月期)は過去最高となる約1100万台の生産を計画している、と日本経済新聞が25日に報じていた。

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