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ボーイング、次世代新型機開発で立案に着手-エンジンで難しい判断

  • 新型機の「前提条件」に取り組んでいると民間航空機部門責任者
  • エアバスは水素が燃料の機体検討、GEも斬新なエンジン技術で作業
Pilot seats and flight controls sit in the cockpit of an Boeing

Pilot seats and flight controls sit in the cockpit of an Boeing

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

ボーイングは全面刷新した次世代航空機の立案を開始した。航空機時代の幕開けから採用されてきたターボファンエンジンからどの程度早期に移行するかという課題にまず対処することになる。

  民間航空機部門責任者スタン・ディール氏は英国の王立航空協会主催のオンライン会合で、ボーイングが新型機の「前提条件」に取り組んでいると説明した。

  こうしたプロセスは通常、次世代機の発注につながる可能性を想定してサイズや輸送距離、 燃費について主要顧客と率直に話し合うことから始まる。しかし、革命をもたらす可能性を秘めたエンジン技術が視野に入りサステナビリティ―の要求が高まる中、30年間の使用を前提とする航空機市場を具体的に描くことがますます複雑化している。

  ボーイングの主要な競合相手である欧州エアバスは水素を燃料とする機体を検討しおり、ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携先のベンチャー企業サフランは、単通路機で20%以上の燃料消費の削減を目指し複数の斬新なエンジン技術に取り組んでいる。

  ディール氏は、ボーイングにとってのジレンマは新技術がうまくいくかどうかを確認するのか、「それとも次世代技術に移行する前にこの推進システムをもう一度使うかだ」と指摘。「われわれは休んだり、立ち止まったままでいることはない」とし、「投資を続ける」と語った。

原題:

Boeing Hints at Next New Jet as It Weighs Tough Engine Decisions(抜粋)

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