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バイデン氏、2月の侵攻あり得ると警告-ウクライナ大統領と電話会談

更新日時
  • NSC、ロシアの侵攻はほぼ確実とバイデン氏が発言との報道は否定
  • ロシア、ウクライナとベラルーシとの国境で部隊増強-米国防総省
A sunflower field outside Mar'inka, Ukraine, on Saturday, Jan. 15, 2022. 

A sunflower field outside Mar'inka, Ukraine, on Saturday, Jan. 15, 2022. 

Photographer: Christopher Occhicone/Bloomberg

バイデン米大統領は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、ウクライナ経済を支援する新たな方法について協議した。

  バイデン氏はゼレンスキー氏に対し、「ロシアが2月にウクライナに侵攻する可能性は十分ある」と伝えたと、米国家安全保障会議(NSC)のホーン報道官が電話会談後にツイッター投稿で明らかにした。これは従来の米政権高官の発言を踏襲するもので、バイデン氏がロシアによる侵攻はほぼ確実だと発言したとする一部の報道については事実でないと否定した。

  米ウクライナ首脳会談に関するホワイトハウスの発表文によると、バイデン氏は、国境付近での「ロシア軍部隊の増強に伴う圧力にさらされているウクライナ経済を支援するため、追加のマクロ経済支援策を検討」している。米政府は「過去1年間で開発・人道的支援で5億ドル超をウクライナに提供した」という。

  バイデン氏は、ロシアがウクライナを侵攻した場合、米国と同盟国が断固として対応するとあらためて強調した。

President Biden Hosts Ukraine's President Zelenskiy
ホワイトハウスでバイデン大統領(右)と会談するウクライナのゼレンスキー大統領(2021年9月1日)
Photographer: Doug Mills/The New York Times/Bloomberg

  ゼレンスキー大統領は、今月2回目となるバイデン大統領との「長時間」の電話会談で、「緊張緩和に向けた最近の外交的努力について協議し、将来の共同の行動について合意した」とツイート。「バイデン大統領に継続中の軍事的支援について感謝」し、ウクライナ向け金融支援の可能性についても話し合ったと説明した。

  米国防総省のカービー報道官はこの日、ロシア軍がウクライナおよびベラルーシとの国境付近に展開している部隊を過去24時間でさらに増強したもようだと明らかにした。

  同報道官は記者団に対し、米国はウクライナへの防衛用兵器の提供を急ぐと述べ、殺傷能力があるものとないものが含まれるとしたが、詳細は明らかにしなかった。

  米国は最大8500人の米兵を東欧に派遣する可能性に備え、これら部隊の警戒態勢を強化している。カービー氏はこの日、部隊の内訳など詳細に初めて言及し、「医療支援や航空支援、後方支援、戦闘隊形」が含まれると説明。「配備に向けた準備を強化している。まだ始動していない」と語った。

Events mark 78th anniversary of Siege of Leningrad lifting
レニングラード解放78周年の式典に出席したロシアのプーチン大統領(1月27日)
Source: TASS

  バイデン大統領は2月7日にホワイトハウスでドイツのショルツ首相と会談し、ロシアとの緊張緩和に向けた共同の外交的取り組みについて話し合う。ホワイトハウスが明らかにした。

ロシア、NATO不拡大要求に「前向きな」対応なかった-米提案で

原題:Biden Repeats Warning of Mid-February Attack: Ukraine Update

Reports on Biden Invasion Comments Not True: NSC Spokeswoman(抜粋)

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