米耐久財受注3カ月ぶり減少、設備投資の一服示唆-コアは横ばい
Olivia Rockeman
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Customers view refrigerators displayed for sale at the Airport Home Appliance store in San Jose, California, U.S., on Tuesday, July 30, 2019.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg昨年12月の米耐久財受注は前月比で3カ月ぶりに減少し、設備投資の一服を示唆した。
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今回の統計は、供給問題や労働力不足を背景にした材料や部品の不足が設備投資の抑制につながったことを示唆した。米金融引き締めに伴う借り入れコストの増大は、中長期の設備投資計画をさらに抑制するリスクとなる。
民間航空機の受注は14.4%減少した。ボーイングは12月の航空機受注を80機と発表。前月の109機から減少した。
自動車の受注は1.4%増加。輸送機器を除いた耐久財受注は0.4%増加した。
変動の大きい輸送分野以外では、金属とコンピューターが増加した一方、電気機器や機械は減少した。
耐久財の受注残は0.5%増加。在庫は0.7%増加した。
変動の大きい国防資本財の受注は28.4%減少した。国防を除いた耐久財受注は0.1%の小幅増加となった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Orders for U.S. Durable Goods Post First Decline in Three Months(抜粋)
(統計の詳細を加え、更新します)
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