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中国本土株の指数、弱気相場入り-米金融政策見通しで揺れる中

  • CSI300指数が2%安-昨年2月の高値から下落率は20%超える
  • 来週は春節連休、投資家が不確実性を嫌ってポジション解消か

中国本土株のCSI300指数は27日、前日比2%安で引けた。昨年2月に付けた高値からの下落率が20%超に達し、弱気相場入りした。米金融当局のタカ派コメントで、既に国内規制面の逆風にさらされている投資家の不安に拍車が掛かった。

  CSI300指数は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で弱気相場入りしていなかった世界でも数少ない株価指数の1つだったが、ここ数日は幅広い売り圧力にさらされていた。

中国本土株、弱気相場の瀬戸際に-政府系メディアは平静呼び掛け

Investors Watch Stock Boards At A Security Firm
上海市内にある証券会社の株価ボードを見つめる投資家
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  中国本土の金融市場は来週、春節(旧正月)連休で休場となるため、投資家が不確実性を嫌ってポジション解消を急いだ可能性もある。

  ブルームバーグの集計データによると、国外の投資家は27日、株式取引接続を通じて146億元(約2640億円)相当の本土株を売却。2020年7月以来の規模だった。

The CSI 300 Index has entered into its first bear market since 2018
 
 

  香港市場では、ハンセンテック指数が一時4.9%下落。ハンセン中国企業株(H株)指数は3.5%安となる場面もあった。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのストラテジスト、マービン・チェン氏は「人民元建てA株は他市場に比べてよく持ちこたえていたが、春節に伴う長期連休を控え、米金融当局をきっかけとしたボラティリティーを踏まえて投資家が売っているのかもしれない」と指摘。流動性環境の改善に伴って連休後はこうした状況が安定化すると見込んだ。

原題:China’s Equity Benchmark Slips Into Bear Market Amid Fed Panic(抜粋)

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