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FRBタカ派姿勢でアジアの国債利回り軒並み上昇-NZや豪、日本も

  • NZの10年債利回りは2018年11月以来の高水準に
  • 豪利回りは昨年10月の債券相場急落時の水準に接近
Buildings in the central business district in Auckland, New Zealand.

Buildings in the central business district in Auckland, New Zealand.

Photographer: Brendon O'Hagan/Bloomberg

27日のアジアの債券相場は軒並み下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長があらためてタカ派姿勢を示したことを受け、オーストラリアやニュージーランド(NZ)などの国債利回りが上昇した。

  米金融当局の姿勢を機に世界各国・地域の中央銀行による引き締めが一段と加速するとの見方が強まる中、NZの10年債利回りは2018年11月以来の高水準に達した。豪州の10年債利回りは、昨年10月の債券相場急落時のピークに向かって上昇している。利回りは中国や日本、韓国でも上昇した。

  世界的に債券売りが広がるとの見方は、NZの消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの高い伸びになったことでさらに強まった。アジア株も下落しているほか、世界のクロスアセットのボラティリティー指標は1年ぶり高水準を付け、米2年債利回りはアジア時間午前に引き続き上昇した。

  ウエストパック銀行の債券調査責任者、ダミアン・マカロー氏は「利上げサイクルは従来の想定よりも急速で大きくなる可能性が見込まれる」と指摘。パウエル議長が「段階的」などの限定的な言い回しをしなかったとして、「利回り曲線のベアフラット化の中、利回りは27日と今後数日間にさらに上昇するだろう」と分析した。

Aussie benchmark yields close to breaching October high after Fed
 
 

 

原題:

Fed Fallout Sends Sovereign Yields Soaring to Highs Across Asia(抜粋)

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