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米最高裁のリベラル派判事ブライヤー氏が退任へ-現職では最高齢

  • バイデン大統領にとっては公約通り黒人女性を判事に任命する好機
  • ブライヤー氏は引退すると事情に詳しい関係者
Stephen Breyer
Stephen Breyer Photographer: Mandel Ngan/AFP/Getty Images

米連邦最高裁判所のスティーブン・ブライヤー判事が引退する予定だ。バイデン米大統領にとっては公約通り、黒人女性を判事に任命する道が開ける。

  黒人女性の最高裁判事が誕生した場合、現在少数派のリベラル派として長期にわたって判事を務める可能性が高いものの、最高裁の保守派とリベラル派の均衡は変わらない。現職最高裁判事で最高齢の83歳のブライヤー氏は見解が二分する判断については通常リベラル派につくプラグマティスト。最高裁判事の現在の構成は保守派6人、リベラル派3人。

  バイデン大統領は26日にホワイトハウスで行った企業首脳との協議の冒頭で、ブライヤー判事の去就について確認を控えた。ブライヤー判事の考えを知る関係者は同判事は引退すると語った。

  新たな最高裁判事候補はカリフォルニア州最高裁判事のレオンドラ・クルーガー氏と、バイデン大統領からワシントン連邦高裁判事候補に指名され、最近上院で承認されたケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏。

  バイデン大統領は去就についてブライヤー氏自身が正式に発表するかどうかは同氏に任せると語った。最高裁のパトリシア・マッケイブ報道官はコメントを控えた。

  リベラル派グループはブライヤー判事に対し、民主党会派が上院を実質的に掌握している間に勇退するよう求めていた。共和党は大統領が指名する候補に反対する可能性があるものの、与野党会派で議席を分け合う上院では票が同数ならハリス副大統領が上院議長として決定票を投じるため、単純過半数で可決し得る。

原題:

Breyer’s Court Retirement to Tee Up New Clash Between Biden, GOP(抜粋)

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