マツダ、米新工場で新型SUV「CX-50」の量産開始-今春発売予定
稲島剛史
Mazda Motor Corp. vehicles displayed at the company's dealership in Yokohama, Japan, on Sunday, Feb. 7, 2021.
Photographer: Toru Hanai/Bloombergマツダは27日、米国南部アラバマ州の新工場で北米向け新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-50」の量産を開始したと発表した。
発表によると、18日に量産が開始された「CX-50」は今春から販売を開始する計画。「CX-50」はトヨタ自動車との合弁で建設された同工場で生産される初のマツダ車。同社は11月に同モデルを発表した際、「数年以内に」ハイブリッドモデルも追加する計画を示していた。

新工場で作られる「CX-50」(米国・アラバマ州)
Source: Mazda Motor Corp.
一方、トヨタは昨年9月、同工場で同社のSUV「カローラクロス」の生産を開始したと発表している。発表資料によると、製造工程に最先端技術を導入するため投資額は当初計画していた16億ドル(約1800億円)から23億1100万ドルに増加した。年間生産能力は両社が15万台ずつで計30万台。
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