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香港の孤立は24年まで継続か、外国人の大規模流出も-欧州商工会議所

  • 中国のmRNAワクチン開発まで往来再開は公算小さい-報告書草案
  • 香港にとって過去最大、地域の全都市でも最大級か-外国人流出

香港は新型コロナウイルスを一切容認しない中国の「ゼロコロナ」政策により、2024年まで引き続き世界の大部分から切り離され、外国人労働者や企業幹部の大規模な流出を招く可能性がある。在香港の欧州商工会議所が報告書草案で指摘した。

  香港がこうした孤立から脱却する可能性が最も高いシナリオは、中国が強力なメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの開発を完了し、14億人の国民に接種させるのを待つことだと、同会議所は分析。ブルームバーグが内部文書を確認した。

Hong Kong Locks Down Residential Building for Five Days to Curb Omicron
コロナ対策で香港のマンションを封鎖する警官(1月22日)
Source: Bloomberg

  同文書によると、香港の世界との往来再開はその後、来年後半か2024年前半に見込まれるが、香港の「半閉鎖」状態が続く可能性を企業は覚悟する必要があると付け加えた。

  報告書は「外国人の流出を予想しているが、香港にとって過去最大規模となるだけてはなく、地域の全都市の中でも最近において最大級の流出となる可能性がある」と指摘した。

  これによって香港の多様性やグローバル企業にとっての魅力が低下し、最終的には中国経済に貢献する香港の潜在能力が制限されかねないと、報告書は指摘。国際展開する企業は香港の代わりに他のアジアの都市に地域のオフィスを置く計画をすべきだとも付け加えた。

  最終報告書が草案通りとなるかは不明。商工会議所の広報担当者はコメントを控えた。

原題:

Hong Kong Covid Isolation Could Last to 2024, EU Chamber Says(抜粋)

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