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ウクライナ危機、「供給途絶起きない」が基本シナリオ-ゴールドマン

  • 制裁に伴う途絶は相互確証破壊で、誰の利益にもならないとカリー氏
  • 原油バレル当たり2ドル、ガスは100万BTU当たり4ドル前後上昇も
A pressure gauge on pipework at the Kasimovskoye underground gas storage facility, operated by Gazprom PJSC, in Kasimov, Russia, on Wednesday, Nov. 17, 2021. 

A pressure gauge on pipework at the Kasimovskoye underground gas storage facility, operated by Gazprom PJSC, in Kasimov, Russia, on Wednesday, Nov. 17, 2021. 

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

ウクライナ情勢の緊張の高まりに伴い、原油と天然ガスの供給に著しく大きな影響が及ぶ可能性は高くないとゴールドマン・サックス・グループのジェフリー・カリー氏が予測した。

  ゴールドマン・サックス・インターナショナルの商品調査グローバル責任者のカリー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「供給途絶は起きない」が基本シナリオだと語った。

  カリー氏は、制裁か偶発的事故がウクライナから原材料市場への供給途絶を招く可能性のある二つの主な要因だと指摘。制裁による途絶は「相互確証破壊(MAD)」となり、「ウクライナ経由のエネルギーフローの停止は誰の利益にもならない」との見解を示した。

  それでも原油が恐らくバレル当たり2ドル前後、天然ガスも100万BTU(英国熱量単位)当たり4ドル前後と、エネルギー価格は幾分上向く恐れがあり、ウクライナが小麦とトウモロコシの主要輸出国という事情を考えれば、穀物価格も注目に値すると同氏は述べた。

原題:Goldman Doesn’t See Big Disruption to Energy Flows Over Ukraine(抜粋)

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