コンテンツにスキップする

ドイツ銀、ボーナス総額15%増を検討-人材獲得競争で4年ぶりの規模

  • コストを抑制しつつ人材つなぎ留め、投資銀部門に手厚く配分
  • 2年連続の増額も、競合する米銀勢には及ばない公算
A logo on the exterior of the Deutsche Bank AG headquarters in the financial district of Frankfurt, Germany, on Monday, Jan. 24, 2022.

A logo on the exterior of the Deutsche Bank AG headquarters in the financial district of Frankfurt, Germany, on Monday, Jan. 24, 2022.

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ドイツ銀行はボーナス総額を15%程度引き上げることを検討している。コストを抑制しつつ優秀な人材を獲得し、つなぎ留めるという難しい問題に直面している。

  事情に詳しい関係者によると、総額増加の裏で、個々のボーナスは大きく異なる。投資銀行部門の一部には平均を上回る上積みが割り当てられる一方、バックオフィスの一部は大幅なボーナス減少となるかもしれないという。非公開情報だとして匿名を要請した関係者が述べた。

  マーク・フェドーシク氏率いる投資銀行部門は昨年1-9月の税引き前利益が34億ユーロ(約4370億円)と、他の3部門を合計した利益のほぼ倍となる額を稼ぎ出した。トレーディング活動は後退する見通しではあるが、同部門はクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)にとって極めて重要な役割を担い続けることになりそうだ。

  ドイツ銀のボーナス増加は競合する米銀勢には及ばない公算が大きい。ブルームバーグがこれまでに報じたところによると、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループの合併・買収(M&A)助言担当者らは40-50%の増額となる可能性もあるが、ドイツ銀は最大20%だ。

  それでも今回の増額でドイツ銀のボーナス総額は20億ユーロを超える見通し。2年連続の増額で、4年ぶりの規模となる。

原題:

Deutsche Bank Weighs 15% Increase to Bonus Pool Amid Talent War(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE