ボブ・ディランさん、全原盤の権利をソニー・ミュージックに売却
Lucas Shaw-
売却条件は未公表だが、ビルボード試算では少なくとも2億ドル相当
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1年余り前にディランさんは全楽曲の所有権をUMGに売却

米ミュージシャン、ボブ・ディランさんは全ての原盤の権利をソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)に売却した。
対象には1962年にコロムビアレコードから出したデビューアルバム「ボブ・ディラン」から2020年にリリースされたアルバム「ラフ&ロウディ・ウェイズ」まで録音された全ての作品が含まれる。売却条件は明らかにされていないが、米音楽誌ビルボードの試算によると、少なくとも2億ドル(約230億円)相当。合意は昨年7月に成立し、SMEが24日発表した。
1年余り前にディランさんは全楽曲の所有権をユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)に売却している。
ボブ・ディランさんの全楽曲、ユニバーサル・ミュージックが取得
スポティファイ・テクノロジーといった音楽配信サービスが年間数十億ドルの売り上げを記録するなどストリーミングサービス時代を迎えている音楽業界では、過去のアルバムに新たな価値が見いだされている。
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原題:Bob Dylan Sells Song Recordings to Sony in Latest Big Music Deal(抜粋)
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