コンテンツにスキップする

店員への人種差別的な罵倒や暴力で逮捕された行員、BofAが解雇

  • 店員に飲み物を投げつけ暴言を吐く映像がSNSで拡散
  • 息子のアレルギー反応で逆上、店員に暴力的に詰め寄った-警察

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、コネティカット州のスムージー店で偏見や人種差別に基づく脅迫行為を働いたとして警察に逮捕された同社行員を解雇した。店内の映像がこの週末にソーシャルメディア上で拡散した。

  フェアフィールド警察署の声明によれば、ジェームズ・アイアナッゾ容疑者は22日、ピーナツアレルギーを持つ息子のためにピーナツバターなしのドリンクを注文。購入して店外に出た後、店に戻り、息子がアレルギー反応を起こして病院に搬送されたと従業員に詰め寄ったという。

  店のカウンター奥から撮影された映像には、男性が口汚い言葉で激しくののしり飲み物を従業員に投げつける様子が映されている。従業員に対し「このばか者」と大声を上げ、「移民の負け犬め」と叫んでもいた。この映像はソーシャルメディアの「TikTok(ティックトック)」とツイッターで拡散し、複数のメディアでも取り上げられた。

relates to 店員への人種差別的な罵倒や暴力で逮捕された行員、BofAが解雇
ジェームズ・アイアナッゾ容疑者
出所:フェアフィールド警察署

  アイアナッゾ容疑者の代理人フランク・J・リッチオ弁護士は、同容疑者は人種差別主義者ではなく、「今回の出来事を心から後悔している」と説明した。BofAは23日までに、アイアナッゾ容疑者はメリルリンチ・ウェルスマネジメントにもはや在籍していないと明らかにした。規制当局への届け出によれば、同容疑者は少なくとも1990年代半ばから在籍していた。

  BofAの広報担当ウィリアム・ホールディン氏は声明で、「当行はこのような振る舞いを容認しない」と言明した。

  フランク・J・リッチオ弁護士はアイアナッゾ容疑者について、「息子の深刻な状態を目にして親としての本能からスイッチが入ってしまい、怒りと不安からあのような行動に出た」とツイッターで擁護した。

  警察の報告書によれば、アイアナッゾ容疑者はピーナツバターを入れずにドリンクを作るよう注文したが、息子のピーナツアレルギーについては店員に伝えていなかった。

原題:BofA Ousts Financial Adviser After Racially Charged Tirade(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE