【新型コロナ】韓国の新規感染過去最多、豪NSW州が制限措置延長
Bloomberg News-
米FDA、オミクロン株に効く可能性低い抗体療法2種の使用制限
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サラ・ペイリン元米アラスカ州知事がコロナ陽性

A pedestrian passes a hoarding set up for the Beijing 2022 Winter Olympic and Paralympic Games at Shougang Park in Beijing, China, on Thursday, Jan. 13, 2022.
Photographer: Andrea Verdelli/Bloomberg米ファイザーと独ビオンテックは共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、3回接種した場合にオミクロン変異株を中和する抗体を生み出すことが、2つの臨床試験の結果から示されたと発表した。
ファイザーとビオンテック、ワクチン3回接種でオミクロン株を中和
北京冬季五輪の大会組織委員会は、五輪に関係する陽性者が増える中でも検査要件の緩和に動いた。今月4日以降に報告された五輪関係者の感染例は78件前後に上る。
24日の規則変更にはPCR検査の検出感度の引き下げなどが含まれる。大会への影響を最小限にとどめながらオミクロン株の感染拡大を抑制しようとする中国当局の困難を浮き彫りにする。
2月4日開幕の北京冬季五輪に出場する3000人前後のスキー、スケート、スノーボード、ボブスレーの選手の多くは、特別に手配されたフライトで北京に到着する見込みだ。
北京五輪、米選手団も単一のチャーター機で出発-「ゼロコロナ」影響
韓国ではオミクロン株の感染拡大に歯止めがかからず、新規感染者が初めて8500人を上回った。オミクロン株が感染者全体の半数以上を占める。
オーストラリアで人口が最も多いニューサウスウェールズ州は新型コロナ感染抑制のための制限措置を2月28日まで1カ月延長した。
オミクロン株に対し有効である可能性が低いことが科学的証拠で示されたとして、イーライリリーとリジェネロンの2種のモノクローナル抗体療法の使用を制限した。
米FDA、オミクロン株に効く可能性低い抗体療法2種の使用停止
英国はワクチン接種が完了した渡航者を対象とする入国後のコロナ検査義務を廃止する。同国は既に、入国者に求めていた航空機搭乗前の検査義務を廃止していた。英国はコロナ感染拡大をエンデミック(地域的流行)と見なし始めており、行動制限の緩和を進めている。
英国、入国後のコロナ検査義務を廃止-ワクチン接種済みの渡航者対象
ワクチン接種を4回受けた高齢者は3回のみ接種済みの高齢者に比べ、コロナ感染への高い防御力を示したことが、イスラエル保健当局が公表した研究の暫定分析で明らかになった。
サラ・ペイリン元米アラスカ州知事がコロナ検査で陽性となった。同氏は米紙ニューヨーク・タイムズを名誉毀損(きそん)で訴えており、その裁判が24日に開始される予定だった。同氏が陽性となったことと、ワクチン未接種だったことを判事が同日明らかにした。
ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は3億5453万人、死者数は560万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーでは、世界のワクチン接種は99億4000万回を超えた。
原題:U.K. Ends Tests for Visitors; Pfizer Zaps Omicron: Virus Update(抜粋)