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ヘッジファンドの勝ち組と負け組の差が極端に-アジア市場の波乱で

  • フランチャイズやシレブラ、ブリリアンスは20%超のマイナス
  • アスペックスやARCMは約30%のプラスリターン

アジア市場の波乱を受けて同地域のヘッジファンドの勝ち組と負け組の差が極端になった。

  フランチャイズ・キャピタル・マネジメントやシレブラ・キャピタルブリリアンス・アセット・マネジメントは中国政府の規制強化の影響や世界的な成長株の調整とショートスクイズ(踏み上げ)などで20%を超える損失を被った一方、アスペックス・マネジメントアジア・リサーチ&キャピタル・マネジメント(ARCM)が約30%のプラスとなっている。

  代替投資について顧客にアドバイスするアルボーン・パートナーズのアジア責任者、リチャード・ジョンストン氏は「アジアの株式ロングショートヘッジファンドでこれほど大きなばらつきは見たことがないと思う」と述べた。パフォーマンスを左右したのは中国の教育産業やインターネット株のポジションと人民元建て株や日本、インド株など好調な市場へのへのエクスポージャーだと説明した。

  ユーリカヘッジ・アジア・ヘッジファンド指数は2021年に5.7%上昇と世界のヘッジファンドのパフォーマンスを3.6ポイント下回った。過去10年のうち7年はアウトパフォームしていた。主なアジアファンドの成績は以下の通り。

 

Wide Dispersion

Asia-focused/based hedge funds turn in wide range of 2021 returns

Sources: Fund newsletters and executives, people familiar with funds

Fund returns may vary due to different share classes

  大中華圏に投資するブリリアンスのブリリアント・パートナーズ・ファンドの21年通期はマイナス23.6%だと事情に詳しい関係者3人が明らかにした。投資家宛てニュースレターによると、フランチャイズのファンドはマイナス39%。事情に詳しい関係者によればシレブラ・キャピタルの旧グローバルヘッジファンドは35%を失った。

  一方、アスペックスは少なくとも31%のプラスだと事情に詳しい関係者2人が述べた。また、関係者によればARCMの最新の世界ディストレスト資産ファンドは28%のプラスリターンを上げた。

 

原題:

Hedge Fund Winners and Losers Turn Extreme in Wild Asian Markets(抜粋)

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