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ロンドン金融街に活気戻るか、オフィス復帰をJPモルガンも呼び掛け

  • ゴールドマンやシティ、ドイツ銀もロンドン行員のオフィス復帰促す
  • 「急激な変化難しく、従業員の健康に影響」-職場調査会社

ロンドンのオフィスに復帰を促す銀行が相次ぎ、JPモルガン・チェースもこれに加わった。今後数週間でロンドンの金融街には活気が戻りそうだ。

  ブルームバーグ・ニュースが確認した行内文書によると、JPモルガンは21日、従業員に対して2月1日から「毎週少なくとも数日」は出社するよう指示した。従業員には新型コロナウイルスのワクチン接種を強く勧めるとしつつ、ニューヨークとは異なりオフィス建物への入館に接種を義務付けてはいない。

  これに先駆け、ドイツ銀行は1月末からオフィスに戻す人数の拡大を開始すると行員に伝えた。バークレイズは在宅とオフィスを組み合わせたハイブリッド型の勤務形態に戻し、24日からオフィス復帰が可能になるとの通知を行ったと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  オミクロン変異株の感染が急拡大し英国政府が在宅勤務を奨励する指針を昨年12月に打ち出して以来、一部のトレーダーを含むオフィス勤務が不可欠な人員を除き、多くがリモート勤務を続けてきた。だが、政府はこの指針を19日に撤回し、店舗内や公共交通機関のマスク着用も27日から義務ではなくなる。

  これにより、来週からロンドン金融街には人手が戻る公算が大きい。ゴールドマン・サックス・グループシティグループなども行員にオフィス復帰を呼び掛けている。

ゴールドマンやシティ、ロンドンの従業員にオフィス復帰要請 (1)

  ただ、呼び掛けに行員が応じるとは限らない。職場調査会社リースマンのアリソン・イングリッシュ副最高経営責任者はオフィス復帰を渋る従業員もいるだろうと予測し、「2年間の在宅勤務の後で再びオフィスに適応し、通勤に戻ろうとすれば一部の人は調子を崩すだろう」と指摘。「急激な変化は難しく、従業員の健康に影響し、業務にも支障が出かねない」とインタビューで語った。

原題:

JPMorgan Latest Lender to Call Staff Back to London Offices (2)(抜粋)

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