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BofA人員削減、賃金インフレ乗り切るロードマップか-経費急増で

  • 「BofAはより少ない人員でより多くを行っている」とメイヨー氏
  • 経費が予想を上回った銀行は株式市場で投資家により打ちのめされた

JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループ、ファースト・リパブリック・バンクを含む大手米銀は、増え続ける経費は困るという明確なメッセージを最近投資家から受け取った。

  最新の決算報告で経費が予想を上回ったこれらの銀行は、株式市場で投資家によって打ちのめされた。しかしバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、インフレ加速や人材獲得競争、テクノロジー支出急増にもかかわらず費用をやりくりする異なるやり方を示す。

  ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの銀行アナリスト、マイケル・メイヨー氏は「BofAはJPモルガンと大きな違いがある。より少ない人的資源でより多くのことを行っている」と電話取材で語った。

  BofAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は、より少ない人員と文書の事務処理がライバル行を下回る経費水準に役立つと考えており、大手行では珍しく昨年10-12月(第4四半期)に行員が減少した。

Different Strokes

BofA and Wells Fargo cut headcount while other big banks continue to ramp up hiring

Source: Bloomberg, company filings

  BofAの人員は今年再び増加に転じる予定だが、経費は横ばいにとどまる見通し。新たに起用されたアラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は、新型コロナウイルス禍の関連コスト減少や顧客のデジタル化進行が、他の経費増加の影響緩和に寄与するとみている。

  メイヨー氏によれば、賃金の高騰が銀行業界全体の業績を圧迫している。昨年10-12月決算で経費の予想外の急増が示されたことを受け、同氏は7年ぶりにJPモルガンの投資判断を引き下げた

原題:BofA’s Job Cuts Offer a Road Map for Navigating Higher Costs(抜粋)

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