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トルコ中銀、政策金利を据え置き-連続利下げがストップ

  • 大統領の意向で連続利下げ、インフレ率は記録的な水準に上昇
  • 前回まで4会合連続で利下げ、政策金利を合計500bp引き下げ

トルコ中央銀行は20日、政策金利を据え置き、利下げサイクルを停止した。同国はエルドアン大統領の意向に沿って実施した連続利下げで、インフレ率が記録的な水準に達していた。

  金融政策委員会は1週間物レポ金利を14%とした。ブルームバーグが調査したエコノミスト20人は全員が据え置きを予想していた。トルコのインフレ率は昨年12月に前年同月比で36.1%と、約19年ぶりの高い伸びを記録した。

  世界的な物価上昇圧力に対応するため新興国市場の大半が金融政策の引き締めを開始した中で、トルコは前回の金融政策会合まで4会合連続で利下げを決定、政策金利を合計500ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げた。

  中銀はこの日の声明で、通貨リラを優先させるよう金融政策の枠組みを包括的に見直す意向を示した。利下げによってリラは急落し、実質金利は大幅なマイナスに押し下げられた。

トルコ中央銀行:政策金利の過去の推移(表)

Turkey's real rate sank deeper below zero after December inflation data
トルコの実質金利は大幅なマイナス
出所:CBRT、トルコ統計局、ブルームバーグ

原題:Turkey Pauses Interest Rate Cuts After Surge in Inflation (2)(抜粋)

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