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バークシャーが39億ドルの巨額投資提案、アイオワ州風力・太陽光発電

  • バークシャー、アイオワ州で100%再生可能エネルギー供給目指す
  • 提案には二酸化炭素回収などの新技術への研究に資金拠出も盛り込む

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハサウェイは、再生可能エネルギー業界で最大級となり得るアイオワ州での風力・太陽光発電プロジェクトに39億ドル(約4500億円)を投じることを提案した。

  バークシャー傘下のミッドアメリカン・エナジーは19日の発表文で、再生可能エネルギープロジェクト「ウインド・プライム」により、風力で2042メガワット、太陽光で50メガワットの発電が見込まれると説明。約60万世帯への電力供給に十分な発電量となる。同社は二酸化炭素回収やエネルギー貯蔵、小型原子炉に役立ち得る技術に関連する研究への資金拠出も計画している。

  このプロジェクトが実施されれば、同州で既に重要になっている風力発電市場を後押しすることになる。アイオワ州公益事業委員会によると、同州は2019年時点でエネルギー需要全体の約41%を風力で発電していた。この割合は06年にはわずか5.1%だった。

  ミッドアメリカンのケルシー・ブラウン社長兼最高経営責任者(CEO)は発表文で、「当社は顧客への100%再生可能エネルギーの供給に向けて前進を続ける中で、温室効果ガス排出の正味ゼロという重要な節目の達成も準備している」と説明した。

  ブルームバーグNEFのアナリスト、イーサン・ジンドラー氏は「これは米国で建設された最大の風力発電プロジェクトということになる可能性がある」と述べた上で、ただ同様の規模のプロジェクトは発表されても完成したことがなく、「このプロジェクトの道のりはまだ長い」と付け加えた。

原題:Berkshire Proposes Massive $3.9 Billion Wind, Solar Complex (1)(抜粋)

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