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インテルCEO、米国と欧州に半導体メーカーへの支援求める

  • 生産のアジア一極集中に対処するには政府の資金援助が必要
  • ゲルシンガーCEOがインタビューに応じた

インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は、米国と欧州に対し半導体の製造復活に向けた取り組みを推し進めるよう求めるとともに、生産のアジア一極集中に対処するには政府の資金援助が必要との見解を示した。

  ゲルシンガー氏(60)は、各国政府は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴う混乱を教訓とし、生産の約80%がアジアに集中していることによる国家安全保障への影響を考慮する必要があると指摘した。

  ブルームバーグ主催の「ザ・イヤー・アヘッド」会議でブルームバーグ・ニュースのジョン・ミクルスウェイト編集主幹とのインタビューに応じたゲルシンガー氏は、「この危機を無駄にしないようにしよう」と語った。

Patrick P. Gelsinger clicked during a photo shoot
ゲルシンガーCEO
 

  半導体不足は、ここ1年で幅広い産業に影響を及ぼし、自動車から「iPhone(アイフォーン)」に至るまであらゆる製品の売り上げに打撃を与え、アジア以外の地域に生産拠点が少ないことを浮き彫りにした。中国との対立激化も米国内での製造回復に向けて議員らへの圧力を強めることになった。

ゲルシンガー氏とのインタビュー
 

  ゲルシンガー氏は、米国と欧州での同社の製造拡大計画を近く発表すると述べた。

  米企業50社余りの経営幹部は先月、国内半導体メーカーへの約520億ドル(約5兆9500億円)の支援を盛り込んだ法案などを可決するよう議会指導者に要請したが、成立には時間がかかっている。

対中競争力強化法案の成立目指す新たな動き-米下院で昨年から停滞

原題:Intel Urges Aid to Chipmakers: ‘Let’s Not Waste This Crisis’ (1)(抜粋)

 

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