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英国のインフレ見通しはさらに悪化の公算、イングランド銀総裁が示唆

  • ベイリー総裁、根強い物価上昇に「極めて大きな懸念」表明
  • 賃金と物価のスパイラル的な上昇リスクも総裁は認識

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、同中銀が予測をまとめる今後2週間のうちに英国のインフレ見通しが悪化している公算が大きいと述べた。賃金と天然ガス価格を要因に挙げた。

  ベイリー総裁は19日、ウクライナを巡る政治的な緊張と、それがガス価格の持続的な高値をもたらすリスクが英国のインフレに「極めて大きな懸念」となっていると、議員らに説明した。この日発表された12月のインフレ率は予想以上に上昇して前年同月比5.4%と、1992年以来の水準に達した。

  賃金上昇圧力が高まり、賃金と物価がスパイラル的に上昇するリスクもあるとベイリー総裁は認めた。今週には国内の公的なごみ収集業者の一つが11%の賃上げを確保した。

  議員の1人からは、賃金上昇圧力の深刻さを英中銀が無視していたとしたら許されないとの指摘があった。これに対して総裁は、「英中銀に認識がなかったとは考えないでもらいたい。賃金上昇圧力は深刻だ」と語った。

原題:

BOE Boss Signals Surging U.K. Inflation Has Further to Go(抜粋)

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