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米10年債利回り2%は「確定的」か、3月大幅利上げ予想で

  • 10年債利回りは2016年以来の上昇ペース-19日には1.88%付ける
  • トレーダーは3月の50bp利上げの可能性を認識

米国債10年物利回りが2%を突破することはほぼ確定的と見受けられる。トレーダーらが3月の大幅な米利上げを想定しているからだ。

  米10年債利回りは今年に入り37ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し19日には1.88%を付けた。2016年11月以来の急上昇に向かっている。米連邦準備制度が00年以来の0.5ポイント利上げに踏み切るとの観測台頭から、先物トレーダーらは3月までの一段の債券下落を予想し、ポジションを構築している。

10-year Treasury yields seen climbing through 2% on Fed hike bets
 
 

  ウエストパック銀行の債券調査責任者、ダミアン・マカロー氏は「米10年債利回りが2%に達するのは確実だ。ただ、その後は売りが少し和らぐ可能性が高い」と述べた。「それでも、米国の初回利上げ後に利回りがさらに上昇するのは確かだろう」との見方を示した。

  米30年債利回りは19日に昨年6月以来の2.20%台乗せとなった。

  利回り上昇は住宅ローン担保証券(MBS)投資家が米金利リスクを減らすために米国債を売るコンベクシティ・ヘッジを引き起こす水準に近づいている。

 

U.S. 10-year yield rising most since just after 2016 election
 
 

  AMPキャピタルの投資戦略責任者、シェーン・オリバー氏は「推測にすぎないし米当局の利上げペース次第だが、米10年債利回りは今後数カ月で2.5%前後、年末までには恐らく2.75%に上昇すると予想している」と述べた。「債券市場は、長期停滞が終わり高インフレが長期化し利回りが上昇すると認識し始めている」と語った。

原題:Treasury 10-Year at 2% Looks a ‘Done Deal’ on March Fed Bets(抜粋)

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