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クルーズ船運航のゲンティン香港、会社清算を申請-コロナ禍が打撃

  • 法人登記先であるバミューダの最高裁に会社清算の申し立て
  • ドイツの造船子会社が先週、独裁判所に破産を申請していた

クルーズ船運航のゲンティン香港(雲頂香港)が会社清算を申請した。ドイツの造船子会社破産後、資金繰りが行き詰まった。

  ゲンティン香港は19日、債権者や利害関係者との交渉に向けた「あらゆる合理的な努力が尽き」、法人登記先であるバミューダの最高裁判所に会社清算の申し立てを行ったと香港取引所への届け出で説明。同社は18日、「信頼に足る」再編案が示されなければ、バミューダの裁判所で現地時間18日に暫定的な会社清算手続きの申請を進める方針を示していた。

Onboard the Genting Dream Cruise Ship Ahead of "Cruise To Nowhere"
ゲンティン香港のクルーズ船(2021年7月)
写真家:Lam Yik / Bloomberg

 

  2020年に始まった新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で旅行需要は激減。クルーズ船の運航は停止され、旅行業界では再編や破綻が相次いだ。ゲンティン香港は昨年5月、17億ドル(現行レートで約1950億円)という記録的な赤字を計上していた。

  ゲンティン香港が間接所有するMVウェルフテンは先週、ドイツの裁判所に破産を申請。独当局との救済協議が不調に終わっていた。ゲンティン香港は投資家に27億8000万ドルに上るクロスデフォルトの可能性を警告していた。

原題:Cruise Operator Genting Hong Kong Files to Wind Up Company(抜粋)

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