コンテンツにスキップする

ゴールドマン、ブレント原油予想引き上げ-22年7-9月に100ドルも

  • オミクロン株はデルタ株より需要への影響が小さい-ゴールドマン
  • OPECプラスの余剰生産能力は歴史的な低水準-ゴールドマン
The sun sets beyond crude oil storage tanks at Saudi Aramco's Ras Tanura oil refinery.
The sun sets beyond crude oil storage tanks at Saudi Aramco's Ras Tanura oil refinery. Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

原油市場では力強いファンダメンタルズが昨年見られた価格急落を反転させていると、ゴールドマン・サックス・グループがリポートで指摘した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株が需要に与えた打撃はこれまでのところデルタ株より小さく、原油市場は依然として意外なほど大幅な不足状態にあるとしている。

  ゴールドマンは2022年4-6月(第2四半期)における世界の供給超過は日量40万バレルと、例年の同時期よりも少なくなると予想。イラン核合意再建に向けた協議が進展していないことから、同国による増産は23年の第2四半期まで見込まれないとしている。

  そうした状況から、今夏までに経済協力開発機構(OECD)加盟国の在庫は2000年以来の低水準に落ち込むと分析。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の余剰生産能力も日量約120万バレルと、歴史的な水準に低下すると予想した。

  ゴールドマンは22年7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)の北海ブレント原油のスポット価格について、従来予想からバレル当たり20ドル引き上げ、同100ドルとした。22年全体での予想は、従来の81ドルから96ドルに上方修正した。23年についてもバレル当たり105ドル(従来85ドル)に引き上げた。

原題:Goldman Boosts Brent Oil Forecasts; Sees $100 Crude by 3Q 2022(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE