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FRB出遅れ、3月50bp利上げ必要にも-パインブリッジのスリム氏

  • より積極的な利上げ軌道に向け市場を準備させようとしている可能性
  • ブルームバーグテレビジョンのインタビューで語った

資産運用会社パインブリッジ・インベストメンツは、連邦準備制度がインフレに対して出遅れたとし、3月に0.5ポイント利上げが必要かもしれないとの見方を示した。

  シンガポール在勤の運用者オマー・スリム氏は「米当局は長期にわたりインフレは一過性との主張を続けたことで信頼性を損なった。今後はインフレに先行するように追い付く必要があると思う」とし、このため3月の「50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げの可能性がある」と論じた。

U.S. two-year yields rose above 1% for first time since early 2020
 
 

  投資家はここ数週間、米利上げ加速観測を強め、スワップ市場は現在、3月を皮切りに1年以内に4回の25bp利上げを織り込んでいる。  

  米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は先週、3月利上げの可能性を示唆。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁とフィラデルフィア連銀のハーカー総裁も同様の発言をしている。

  スリム氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米金融当局者らは「より積極的な利上げ軌道に向けて市場を準備させようとしているのかもしれない。市場はこの見方を織り込み始めており、当局者らは本質的に市場の期待に水を差すことはしていない」と語った。

スリム氏、ブルームバーグに語る
 

  3月に50bp利上げの場合、10年物米国債利回りは今年2-2.25%のレンジに上昇する可能性があると、同氏はみている。

原題:Top Asia Fund Joins Ackman in Saying Fed Has Fallen Behind Curve (抜粋)

 

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