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トヨタ、半導体不足で今期世界生産計画900万台未達の見込み

更新日時
  • 「どれだけ続くか見切れない」、半導体逼迫影響はさらなる長期化も
  • 2月世界生産は15万台程度減に-国内8工場11ラインで一時稼働停止

トヨタ自動車は18日、半導体不足の影響で2月の世界生産を従来計画比で15万台程度引き下げると発表した。900万台としていた今期(2022年3月期)の世界生産計画を下回る見込みという。

Toyota Factories and Headquarters as Chip Shortage Forces Production Cut
名古屋港で船積みを待つトヨタ車(2021年8月23日)
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  トヨタは発表資料で、当初は高い台数を見込んでいた2月の生産計画引き下げについて「依然あらゆる業界で需要が高い半導体逼迫の影響」によるものと説明。半導体関連部品の不足については、「さらなる長期化も見据えて関係各社と協議しながら他の半導体などへの代替について検討を進めるとした。

  2月に関しては愛知県など国内8工場11ラインで一時稼働停止を実施する。対象車種はカローラやカムリなど。世界生産は70万台程度を予定しているという。

  トヨタは世界最大の自動車市場である中国の天津市で全市民を対象としたPCR検査が実施されていることへの対応として、現地工場での稼働を10日から休止しており、減産が拡大している。

  トヨタの熊倉和生調達本部長は半導体メーカーが設備投資を行っているもののすぐには市場に出てこないと思うと述べ、供給不足が「どれだけ続くか見切れていない」として現状を注視していく考えを示した。

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(トヨタの会見の内容を追加して更新します)
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