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日本株は反落、日銀発表後に銀行や保険売り-原油高でインフレも懸念

更新日時
A visitor takes a photograph at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan.

A visitor takes a photograph at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan.

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

東京株式相場は反落。日本銀行が金融政策を据え置くと発表し、銀行や保険などの金融株に売りが広がった。政策金利のマイナス0.1%などを維持し、事前に出ていた利上げ観測が弱まり反動が出た。インフレ不安も高まった。米国市場の時間外取引での原油先物高と相まって長期金利が上昇したのを背景に、米ナスダック100Eミニ先物などが下落したのも嫌気された。

  • TOPIXの終値は前日比8.33ポイント(0.4%)安の1978.38
  • 日経平均株価は76円27銭(0.3%)安の2万8257円25銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト

  • 日銀の政策決定会合では、物価見通しを引き上げたものの政策自体に変わりはなかった。引き締め方向への変更があるとの思惑から午前に値上がりしていた銀行やバリュー株は政策発表後に失望売りで一転して下落した
  • 日銀発表だけでなく米国市場の影響も加わり、日本株は乱高下する値動きになった。原油相場が騰勢を強めてインフレの懸念が高まった。米ナスダック先物の下げが大きくなり、日本株の成長(グロース)株にも売りが広がった
  • 世界的なインフレ基調に変わりなく、成長株からは資金が流出しやすい。相対的にはバリュー株を見直す状況が続くだろう

東証33業種

上昇率上位鉱業、石油・石炭製品、精密機器、陸運
下落率上位鉄鋼、パルプ・紙、ゴム製品、倉庫・運輸、銀行

背景

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