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中国主席、各国にサプライチェーンのリスク軽減促す-WEF会議

更新日時
  • 世界的なインフレリスクと利上げがもたらす影響についても警告
  • 成長率低下の中国経済、「ファンダメンタルズは変わらない」

中国の習近平国家主席は17日、世界経済フォーラム(WEF)のオンライン会議でビデオ演説を行い、各国に対してグローバルなサプライチェーンを守るとともにインフレショックを防ぐよう呼び掛けた。

  習主席は「われわれがさまざまなリスクを解決し世界経済の着実な回復を促さなければならない」と指摘した上で、「グローバルな工業・サプライチェーンが混乱している」ことに加え、商品価格の上昇継続やエネルギー供給の逼迫(ひっぱく)が続いていることにも言及。こうしたリスクが「景気回復の不確実性を高める」と語った。

  習主席はまた世界的なインフレリスクと利上げがもたらす影響についても警告。「主要経済がブレーキをかけるか、金融政策をUターンさせれば、深刻なマイナスの波及効果が生じる」とし、それが「世界経済・金融の安定」を脅かし「途上国がその矢面に立たされる」との見方を示した。

  昨年10-12月(第4四半期)の経済成長率が4%に低下した中国経済については、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)は変わらない。引き続き強靱(きょうじん)で十分な潜在力を保持しており、長期展望は前向きだ」と強調。対中投資にも触れ、「法規制に従い運用されるあらゆるタイプの資本は歓迎され、中国の発展にとって積極的な役割を担う」と述べた。

  WEFはこの日始まったオンライン会議を21日まで開催する。

原題:China’s Xi Calls on Nations to Reduce Global Supply Chain Risks (抜粋)

(習主席の発言を追加して更新します)
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