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NY連銀総裁、利上げ決定に近づきつつある-力強い労働市場踏まえ

  • より正常な水準へ漸進的に戻していくことが次のステップ
  • 二大責務を念頭に幅広いデータや情報を慎重に見極めた上で決定する
John Williams, president of the Federal Reserve Bank of San Francisco, listens during a Hutchins Center on Fiscal and Monetary Policy panel discussion at the Brookings Institution in Washington, D.C., U.S., on Monday, Jan. 8, 2018. 

John Williams, president of the Federal Reserve Bank of San Francisco, listens during a Hutchins Center on Fiscal and Monetary Policy panel discussion at the Brookings Institution in Washington, D.C., U.S., on Monday, Jan. 8, 2018. 

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、非常に力強い労働市場の兆候を踏まえた上で、米金融当局はゼロに近い政策金利を漸進的に引き上げ始める決定に近づきつつあると述べた。

  ウィリアムズ氏は外交問題評議会(CFR)が主催するバーチャル行事での講演原稿で「緩和縮小の次のステップは、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標のレンジを現在の極めて低い水準からより正常な水準へと漸進的に戻していくことだ」と発言。「非常に力強い労働市場の兆候を踏まえた上で、そのプロセス開始の決定に近づきつつある」と言明した。

  利上げのタイミングについては「最大限の雇用と物価安定という責務を念頭に置き、幅広いデータや情報を慎重に見極めた上で」決定するとし、具体的な時期には言及しなかった。

  新型コロナウイルスのオミクロン変異株については、今後数カ月間の経済成長を減速させ、労働力不足やサプライチェーン目詰まりの問題が深刻化する恐れがあるとの見方を示した。だが、オミクロン株感染拡大の波が落ち着けば「経済は力強い成長軌道に回帰し、一連の供給問題が及ぼす景気への制約も時間の経過とともに収束するだろう」と述べた。

 

The Fed's New Dot Plot
FOMC参加者の最新の金利予測図(ドット・プロット)
出所: ブルームバーグ

 

原題:Fed’s Williams Says Decision on Rate Increases ‘Approaching’

(抜粋)

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