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ドイツ経済、昨年10-12月は最大1%縮小-通年では2.7%拡大

更新日時
  • 供給障害に伴う生産抑制や高インフレ、変異株が景気の足引っ張る
  • フランスやスペインなど他の欧州主要国と比べ、回復ペースに鈍さも

昨年10ー12月(第4四半期)のドイツ経済は最大1%縮小した。サプライチェーンの目詰まりによる生産抑制や30年ぶりの高いインフレ率に加え、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の出現が景気の足を引っ張った。

  ドイツ連邦統計局が14日の会見で明らかにしたところによれば、同国の国内総生産(GDP)は第4四半期に0.5ー1%減少した。

Germany's economy shrank as much as 1% in final three months of last year
四半期ベースのGDP推移
出所:ドイツ連邦統計局

 

  2021年の経済成長率は2.7%と、市場予想の中央値に一致した。ただ、他の欧州主要国に比べると、コロナ禍からの回復ペースは鈍い。今月下旬に発表されるフランス、イタリア、スペインの昨年の経済成長率はいずれも4.5%以上と予想されている。

Lagging Behind

Germany’s economic recovery in 2021 was slower than in rest of Europe

Source: Organization for Economic Cooperation and Development, December forecasts

  ドイツ経済低迷の大きな要因は、製造業への強い依存がある。かつての危機で同国を幾度となく助けてきた製造業だが、今では半導体の枯渇や部品調達がますます困難になる中で苦境に陥っている。

  インフレ加速も景気の障害だ。ドイツ小売業連盟(HDE)が実施した食料品を除く小売業者への調査によれば、80%近くが年末商戦の結果は芳しくなかったと回答した。新型コロナ対策の一環で、ワクチン未接種で感染から回復していない人の買い物を禁止する規則も売り上げに影響した。

Germany has seen sharp surge in price pressures in second half
ドイツの消費者物価、生産者物価、輸入物価指数の推移
出所:ドイツ連邦統計局

 

 

原題:German Economy Shrank as Much as 1% in Final Quarter of 2021(抜粋)

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