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ウクライナ政府のウェブサイトにハッカー攻撃-ロシアとの緊張高まる

  • ウクライナ当局は攻撃を仕掛けたハッカーを特定していない
  • ロシア軍はウクライナ国境近くに部隊を集結させている

ウクライナ政府は14日、幾つかの政府機関のウェブサイトが大規模なサーバー攻撃を受け、数時間にわたり利用できなくなったことを明らかにした。当局は攻撃を仕掛けたハッカーを特定していないが、ロシア軍がウクライナ国境近くに部隊を集結させており緊張が高まっている。

  ウクライナの国家安全当局は「外務省や教育省などを含む幾つかの政府ウェブサイトが夜中にサイバー攻撃を受けた」と発表。「暫定情報によれば、ウェブサイトのコンテンツは変わっておらず、個人情報の流出もない」と説明した。

  大半のウェブサイトはすでに「復旧」し、残りもすぐにアクセスできるようになるという。デジタル転換省によると、攻撃を調査している間、政府は自ら多くのウェブサイトの運用を停止した。 

  攻撃を受けた際、外務省のウェブサイトは一時、コンテンツが書き換えられ、ウクライナ人の全ての個人データがインターネット上で公開されたなどとする脅迫的なメッセージがロシア語とポーランド語、ウクライナ語で表示された。

  ロシアが2014年にウクライナのクリミアを併合して以後、両国関係は悪化。ウクライナはロシアが大掛かりなサイバー攻撃を仕掛けていると以前非難していた。

  ウクライナや一部欧米諸国は、国境付近に約10万人の兵士を集結させているロシアがウクライナに侵攻する準備をしている可能性があると警告している。

  ロシア大統領府の報道官にサイバー攻撃についてコメントを求めたが、返答はなかった。今のところハッカーによる犯行声明は出されていない。

原題:Cyberattack Hits Ukraine Official Sites Amid Russia Tensions (1)(抜粋)

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