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きょうの国内市況(1月14日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、米ハイテク安や円高を嫌気した売り-電機や機械安い

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  東京株式相場は続落。米金融引き締めが早まることへの警戒感に加え、国内の長期金利が一時0.155%と約10カ月ぶり高水準を付けたため、バリュエーションの高い成長株から資金が流出。電機や機械株の下げが目立った。日本銀行が2%の物価目標達成前に利上げをする可能性が一部で報じられたことも不安を高めた。外国為替市場で1ドル=113円台後半まで円高に振れ、自動車など輸出関連株にも売りが広がった。

  • TOPIXの終値は前日比27.92ポイント(1.4%)安の1977.66
  • 日経平均株価は364円85銭(1.3%)安の2万8124円28銭

SMBC日興証券の太田千尋投資情報部長

  • きょうは世界的な金利上昇観測を背景に成長株の先安観が強まり、先物の売りが勢い付いた
  • 米金融引き締めへの警戒に加え、日銀の利上げタイミングなどに関する報道や韓国中央銀行の利上げ発表により、日本を含むアジア株が下げた。日銀の金融緩和維持で安泰だと考えられていた日本株にとって報道は悪材料だ
  • これから四半期の企業業績の発表が続き、成長株にも業績面で評価した見直し買いが入るだろうが、主要国の金融引き締めへの警戒感の方が強い。高バリュエーションの株を売り、バリュー(割安)株に資金を移す流れは変わらない

東証33業種

下落率上位サービス、不動産、機械、電機、その他製品
上昇率上位海運、水産・農林、小売り

●債券は大幅安、日銀政策修正の観測報道で売り-20年入札後に下げ縮小

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   債券相場は大幅安。中期債利回りがマイナス金利政策下の最高水準を更新した。日本銀行が物価目標2%の達成前に利上げを議論との観測報道を受けて、先物が主導して売り圧力が掛かった。もっとも、市場は過剰反応との見方や、20年債入札の無難通過を受けて下げ幅を縮小した。

  • 新発5年債利回りは一時前日比2.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.015%、新発2年債利回りは1bp高いマイナス0.075%と、いずれも2016年1月のマイナス金利政策導入決定以来の高水準
  • 新発10年債利回りは2bp高い0.145%、一時0.155%と約10カ月ぶり高水準
  • 長期国債先物3月物の終値は26銭安の150円80銭。取引開始直後から急落し、一時150円64銭まで下落。午後は20年入札結果の発表後に下げ幅を縮小し、150円88銭まで戻した

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 日銀でこんな議論もあるといった記事に対して、2年債や5年債がマイナス金利解除を意識した動きになっており、過剰反応した
  • 米国が利上げを模索する中、日銀は動かないと思われていることに対し、出口に向けた頭の体操はやっているという程度の話
  • 物価目標を達成していないのに利上げを正当化するような説明が付くのか、ハードルは高く、年内にできるような話でもない
  • 20年債入札は、短いところの金利上昇の話を受けて水準が調整され、良い押し目になった

20年債入札

  • 最低落札価格は99円35銭と、市場予想中央値の99円30銭を上回る
  • 応札倍率は3.18倍に低下、前回は3.66倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は6銭、前回も6銭

●ドル・円下落、リスク回避の円買いに日銀会合への警戒も-113円後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。前日海外時間からの株安を受けてリスク回避から円買い圧力が強まったうえ、日本銀行の金融政策修正に関する観測報道で、来週の政策決定会合を警戒する声も聞かれた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.4%安の1ドル=113円72銭。ここまで114円23銭を高値に一時は113円64銭と昨年12月21日以来の水準まで下落
  • 円のブルームバーグ相関・加重通貨指数は前日比0.2%高

ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリスト

  • 来週の日銀会合で起こるのは物価見通しの上方修正程度だろうが、年初あたりまでドルロングが全体的に積み上がっていたため、ドルを売ってポジションを解消する材料があるとそちらに偏りやすいところはある
  • ポジションがある程度解消されて、これ以上下がらないとなると、米国の引き締めにまた注目が戻っていくのは自明。取りあえず昨年12月17日の113円14銭、12月安値112円50銭あたりを意識しながら、どこまで下値を切り下げるかだろう
  • リスクセンチメントもあまり良くない。米金融引き締めの早期かつペースアップでムードがネガティブに傾きがちなので、クロス円は間違いなく下というイメージ
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