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米利上げ年3回がベース、物価次第で5回も-ウォラーFRB理事

更新日時
  • 3月利上げの場合でも利上げ幅を0.5ポイントとする可能性は排除
  • バランスシート圧縮の前倒しでも引き締め後押しに-インタビュー

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は13日、年内に想定する米利上げ回数について、「3回の引き上げが引き続き良いベースライン」だとしつつも、インフレ動向次第でもっと少なくなったり、最大5回になったりする可能性があるとの考えを示した。

  ウォラー理事はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「今年下期(7-12月)のインフレ動向を静観する必要があるだろう」とした上で、「高止まりしているのであれば4回もしくは5回の利上げの論拠となる」と指摘。ただ、自身を含む多くの予想の通り、インフレ鈍化が見られれば、「一時停止して3回まで至らない可能性もある」と語った。

ウォラーFRB理事はインタビューで米金融政策などについてコメント
Daybreak: Asia.”
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  理事はまた、「今年上期(1-6月)を通じてまだ高インフレが続くのであれば、われわれはもっとやらなければならないだろう」と述べる一方、3月に利上げする場合でも市場に大きな動揺をもたらすのを避けるため、利上げ幅を0.5ポイントとする可能性は排除した。過去の引き締めサイクルで選好された上げ幅は0.25ポイント。

  ウォラー理事はこのほか、連邦準備制度のバランスシート圧縮について、「ランオフ(償還に伴う保有資産の減少)開始を前倒しすることもでき、そのようにすれば期間が長めの金利への圧迫要因を幾分取り除き、引き締めにつながることにもなる」と、需要抑制に役立てる可能性に言及した。

原題:

Fed’s Waller Says Three 2022 Rate Hikes ‘Still a Good Baseline’(抜粋)

(発言内容を追加して更新します)
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