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サラダをインフレが直撃、米でロメインレタス6割高-背景にコロナも

  • 新型コロナ拡大で消費者行動や食事のパターンに変化-需要読めず
  • 肥料や燃料費の上昇などから一段と供給細りかねないとの指摘も
caesar salad, with romaine lettuce hearts, croutons, parmesan cheese and dressing.
caesar salad, with romaine lettuce hearts, croutons, parmesan cheese and dressing. Photographer: NightAndDayImages/E+

米国ではサラダ用のロメインレタスが不足している。これも新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う混乱に関連している。

  新型コロナの感染拡大で消費者行動や食事のパターンに変化が生じ、需要が予測不能となり、生産農家は金銭面で多大な損失を抱えている。結果として、生産者はレタスがだぶつき状態に陥らぬよう意図的に作付けを減らしつつある。

  食品業界コンサルティング会社ペンタレクトのパートナー、バリー・フレンズ氏は「農家が需要を見誤れば、ひどい目に遭う」と語った。

Romaine lettuce prices rocket to record
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  食品はサプライチェーンと輸送面の混乱で値上がりしており、生産コストもますます上昇しつつある。最新の政府統計によれば、ロメインレタスは2020年2月から21年12月の間に61%上昇し1ポンド当たり3.27ドル(約372円)と、データが残る2006年以降の最高値を記録した。

  高値のレタスに状況改善の可能性があるかどうかは不透明だと、葉物野菜の生産・販売を手掛けるJVスミス・カンパニーズのビクター・スミス最高経営責任者(CEO)は語る。最高値水準にある肥料価格や燃料費の上昇、気候変動による干ばつの可能性などから、将来的に一段と供給が細りかねないと指摘した。

原題:Desk Salads Hit by Worst Inflation in U.S. as Romaine Soars 61%(抜粋)

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