コンテンツにスキップする

米ハイテク株に新たな逆風、利益見劣りとの見方-金利上昇に追い打ち

  • 第4四半期増益率はハイテク企業がS&P500種全体を下回る見通し
  • ハイテク株「何らかの調整が起きる寸前」とBIのストラテジスト

米ハイテク株が金利上昇で打撃を受けていることは誰でも知っているが、利益について市場の構図が変化しつつあることも向かい風だ。

  利益に関してハイテク分野の特別さは消えつつある。年末にかけ大型ハイテク企業の利益の伸びは市場全体を下回ると見込まれ、投資先としての魅力が低下すると、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のチーフ株式ストラテジスト、ジーナ・マーティン・アダムス氏は分析する。

  今週始まる昨年第4四半期の決算シーズンでは、ハイテク企業の増益率がS&P500種株価指数の構成企業全体より低くなる見通しだ。BIの集計データによると、前者が15%、後者が20%と見込まれる。

Tech growth starts to lag behind the market
 
 

  マーティン・アダムス氏はブルームバーグのポッドキャスト向けインタビューで、「ハイテク以外の全ての分野で成長見通しへの確信が若干強まる一方、ハイテク分野が市場で圧倒的な存在となることへの確信が若干弱まっている」と指摘。買われ過ぎとの見方や金利上昇も相まって、ハイテク株は「何らかの調整が起きる寸前だ」と語った。

  ハイテク株の比重が大きいナスダック100指数は、利回り上昇や米利上げが近いとの見方を背景に年初から5%下落。13日にはS&P500種が1.4%安となる一方、ナスダック100は2.6%安だった。

Nasdaq 100 breaches its 100-day average
 
 

原題:

Tech Gets Crushed Again on Traders’ Jitters Over So-So Earnings(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE