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バイオジェン、アルツハイマー病薬の給付制限案への反対呼び掛け

  • CMSの提案ではメディケア給付を臨床試験参加者に限定
  • 実施されればバイオジェンは追加コスト削減や戦略的措置を検討も

バイオジェンのアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」のメディケア(高齢者・障害者向け医療保険制度)適用対象を大幅に制限する米当局の暫定決定について、同社幹部は13日、覆すために戦う考えを示した。このまま実施された場合、バイオジェンは追加のコスト削減や戦略的措置を検討する可能性があるという。

  バイオジェンとエーザイが共同開発したアデュヘルムについて、米厚生省傘下メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)は11日、メディケア給付の対象を無作為化比較試験の参加者に限定する案を公表した。バイオジェン幹部はアナリストとの電話会見で、同案への反対を表明するよう患者や医師に呼び掛けていると説明した。

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  ミシェル・ボナッソス最高経営責任者(CEO)は、CMA提案ではアデュヘルムにアクセスできる患者が、試験を実施している主要病院に行く時間と経済的余裕があるごくわずかな人に限られると指摘した。

  同社は昨年12月、年間コストを5億ドル(約570億円)削減する計画を発表。詳細は明らかにしていなかった。同社幹部はこの日の電話会見で、CMSの最終決定がバイオジェンの期待するようなものにならない場合、さらなるコスト削減を行う公算が大きいとの見通しを示した。

  ボナッソスCEOはその他の選択肢を検討する可能性もあると発言。「戦術的な短期的措置について取締役会と緊密に協力しているが、戦略的選択肢についてもだ」と語った。

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原題:

Biogen Readies to Fight For More Alzheimer’s Drug Coverage (1)(抜粋)

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