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アビー・コーエン氏、利益成長が市場の波乱抑制-米国は景気後退回避

  • 金利上昇による個人ポートフォリオへのダメージを懸念
  • ゴールドマンを退社して以来初のテレビインタビュー

ゴールドマン・サックス・グループの元シニア投資ストラテジスト、アビー・ジョセフ・コーエン氏は13日、米国はリセッション(景気後退)に陥らないとして、高インフレ率を踏まえた投資家のポジション調整に伴う市場のボラティリティーは企業収益の持続的成長で打ち消されるとの見方を示した。

  コーエン氏はゴールドマンを退社して以来初のテレビインタビューで、株価収益率(PER)の「多少の圧縮で株式相場は下押し圧力を受けるものの、利益成長の持続的改善の面である程度相殺されると思う」とコメント。「なぜならリセッションを確かに予想していないからだ」と語った。

コロンビア大学経営大学院のアビー・ジョゼフ・コーエン教授
Source: Bloomberg

  ゴールドマン退社後にコロンビア大学経営大学院の教授に就任したコーエン氏は、世界経済や金融市場に関するコースを担当している。

  コーエン氏は個人投資家が特に心配だと述べ、「金利の上昇開始で個人のポートフォリオに及び得るダメージをまだ把握していない人が多い」と指摘。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)も引き続きリスクだとし、ワクチン配布が制限されている国の動向を投資家は懸念すべきだと付け加えた。

原題:Abby Joseph Cohen Sees Earnings Growth as U.S. Avoids Recession(抜粋)

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