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米10年債利回り上昇が成長株脅かすリスクは小さい-ゴールドマン

  • バリュエーションは2000年当時ほど高くない
  • 景気悪化はシクリカルなバリュー株により大きな打撃を与える

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストらは、2022年末までに10年物米国債利回りが2%になると予想し、現水準からの上昇は限られるとの見通しを示した。

  従って、将来利益の「割引率による成長株のバリュエーションへのリスクも限られる」と、ベン・スナイダー氏らがリポートで分析した。

  また、米連邦準備制度による金融引き締めが経済成長を損なうとの懸念は成長株よりも、シクリカルなバリュー株により大きな打撃を与えるだろうとも指摘した。  

Growth stocks have taken a hit from rising yield expectations
 
 

  一方、モルガン・スタンレーのロス・マクドナルド氏らストラテジストは13日のリポートで「債券市場はバリュー株が成長株に対しさらにアウトパフォームすることを示唆している」とし、成長懸念はバリュー株への主要なリスクではあるものの、「この懸念が顕在化している兆候はまだほとんどない」と論じた。

  これに対しゴールドマンのストラテジストらは「2022年の成長減速の可能性が高いことが成長株を支持する論拠になる」と主張。「金利環境で調整した成長株のバリュエーションは2000年に比べはるかに無理がないと思われる」とも説明した。

原題:Goldman Strategists See Low Threat From Yields to Growth Stocks、Goldman Strategists See Low Risk to Growth Stocks From 10Y Yield(抜粋)

(2段落目に加筆し4段落以下を追加して更新します)
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