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バリュー株と経済再開銘柄への投資を避けよ-ファンドスミスが助言

  • こうした銘柄が好調な際にタイミング合わせるのは困難-スミス氏
  • 航空・ホテル会社が受ける恩恵を市場は織り込み済みの可能性

英国のファンド運用者テリー・スミス氏は、バリュー株と経済再開の恩恵を受ける銘柄へのローテーションを避けるよう助言している。

  英ファンドスミスの巨大な「ファンドスミス・エクイティー・ファンド」を運用するスミス氏は投資家宛ての年次書簡で、こうした銘柄がアウトパフォームする際に相場のタイミングを合わせるのは難しいと指摘。また、新型コロナウイルス禍後の経済再開で航空会社やホテル運営会社などが受ける恩恵を市場は織り込み済みの可能性もあると分析した。

  ファンドスミスのウェブサイトによると、英国の個人投資家の間で有名なスミス氏のファンドの2021年の運用成績はプラス約18.6%、保有資産は289億ポンド(約4兆5400億円)。同氏個人の利益は約3560万ポンドだった。

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Source: Compiled by Bloomberg News

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  スミス氏は「本当に割安なバリュー株や経済再開銘柄を特定し、利益を上げるためにローテーションのタイミングを正確に合わせることができたとしても、それが良好な長期投資に変わることはないだろう」と分析した。

  同氏は22年について「インフレが定着する全ての材料」がそろう可能性があると指摘。ただ、ロレアルなど同氏のファンドの投資対象である企業は粗利益率が比較的高いため、インフレをよりうまく乗り切ることができるとの見通しを示した。

原題:Stay Away From Value and Reopening Stocks, Fundsmith Chief Says(抜粋)

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