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1週間後の感染者は9500人超も、東京都がコロナ警戒レベル上げ

更新日時
  • 危機的感染状況に、社会活動停止を余儀なくされる可能性と専門家
  • 感染状況は「橙」、医療提供体制は「黄」にそれぞれ1段階引き上げ
Pedestrians cross an intersection in the Shibuya district of Tokyo, Japan, on Saturday, Oct. 9, 2021. 

Pedestrians cross an intersection in the Shibuya district of Tokyo, Japan, on Saturday, Oct. 9, 2021. 

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は13日、新型コロナウイルスのオミクロン株への置き換わりが急速に進む中、東京都の新規感染者数は1週間後に9500人を超えるとの試算を示した。

  大曲氏は都のモニタリング会議で、7日間平均は1週間で8倍になり、足元の増加比が継続すると「1月20日の推測値は8.43倍の1日当たり約9576人と危機的な感染状況となる」と分析。医療従事者を含む全ての都民が感染者や濃厚接触者となるリスクが高まり、「社会活動の停止を余儀なくされる可能性がある」と語った。

  同会議では感染状況の警戒レベルについて、4段階で上から2番目の「感染が拡大している」との判断を示す「橙」に1段階引き上げた。引き上げは2週連続で、2番目の警戒レベルは昨年9月末以来。

  医療提供体制についても、最も低いレベルの「平時の体制で対応可能」とする「緑」から、「体制強化の準備が必要な状況」の「黄」に1段階引き上げた。3番目のレベルは昨年11月以来となる。 

警戒度感染状況医療提供体制
 赤大規模な感染拡大が継続体制がひっ迫している
 橙感染が拡大している通常医療を制限、体制強化が必要
 黄感染拡大の兆候がある体制強化の準備が必要
 緑感染者数が一定程度に収まる平時の体制で対応可能

  FNNによると、13日の新規感染者数は3000人を超える見通し。12日は1週間前(390人)の5.6倍となる2198人と、昨年9月4日(2370人)以来4カ月ぶりに2000人を上回った。  

  大阪府は13日に2400人前後(前日1711人)になるとの見通しを示した。

  政府は沖縄・広島・山口の3県で1月末まで「まん延防止等重点措置」を適用。岸田文雄首相は外国人の新規入国を原則禁止する現在の水際対策を2月末まで維持する方針だ。

(専門家のコメントを追加して更新しました)
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